生きづらいふ

人生をクリアに、シンプルに、さわやかに。

はじめてしっかりお金を稼いで思ったこと

去年の10月から派遣として働きはじめた。1日4時間で、それを週3日。だいたい月に50時間弱くらい働くという生活を半年続けた。それによってもちろんお給料をもらうことができたのだけど、こうやってしっかり長期で働くのは僕にとって今回がはじめてだった。

 

いままでは日雇いの派遣バイトしかやったことがなく、「1日だけ働く」というのを繰り返していくらかのお給料をもらっていた。月々の収入はまちまちで、多いときで4万円、少なくて(というかなにもしないと)0円。いつもお財布はぎりぎりで、貯金なんてまったくなかった。

 

いままでお金に余裕がある、という状態を経験したことがほとんどなかった。いつもいつも1円でもいいから節約しなきゃと思っていた。「買わないのが一番安上がり」と考えて、なにかが安売りされてても我慢して買わなかったり。友だちたちとコンビニに寄っても、自分だけなにも買わなかったり。

 

でもいまはようやく安定して収入を得られるようになった。そんなに多くはないけれど、いままでと比べたらものすごく大金を持っているような感覚だ。けど調子に乗って使いすぎないように、毎月自由に使える自分のお小遣いの額を決めて、それ以外はすべて貯金することにしている。

 

で、ある程度自由にお金を使えるようになってうれしかったのは、コンビニで買い物ができるようになったこと。いままでももちろんコンビニを使ったことは何度もあるけど、でもあまり使わないようにしていた。コンビニはどこにでもあっていつでもやってるから便利だけど、売ってるものはあんまり安くない。というか僕からしたら高い。だったらちょっと歩いて安いスーパーに行って買ったほうがいい、と思っていた。

 

ところが最近は、仕事帰りにファミマに寄って夜食を買って食べるのにハマっている。ちょうど最近、駅から自宅までの帰り道にファミマができたので、仕事帰りにはたいてい寄ってなにかを買っている。こないだはじめてプレミアムチキンとやらを食べて感動したし、ずっと食べてみたかったベビースターラーメンみたいのが入ってるサラダを食べてひとりではしゃいでいた。

 

そんな感じで、いままで「高い」と感じて買えなかったものも買って楽しめるようになったことがすごくうれしかった。お金がないころは「どうしてお金がないとなにもできない社会なんだー」と嘆いていたけど、ある程度お金を手にしたら、いったんそんなことを忘れていろいろ楽しんでいる。たまに思い出して世知辛いなあ、なんて思ったりするけど。

 

そういえば、23日にはついにはじめて横浜スタジアムにベイスターズの試合を観に行ってくる。これも自分でチケットを買えるようになったから実現したことだ。はじめての横浜スタジアム、はじめてのひとり野球観戦なのでいろいろ不安もあるけど、楽しんで来ようと思う。

 

あたりまえのことだけど、お金があると自分の欲しいものを手に入れることができる。最近になってやっと、それができるようになったのでとてもうれしかったし、いろいろと楽しんでいるという話。さらにいうと、そう感じられたからこそ、これからも働こう、と思えるようになった。

生きづらさから抜け出すためのヒント

パワプロという野球ゲームがある。

 

あのゲームではひとりひとりの選手に能力値が設定されている。たとえば、横浜DeNAの筒香選手の能力は以下のように設定されている。(まちがっているかもしれない)

 

  • ミート:B
  • パワー:A
  • 走力 :D
  • 肩力 :D
  • 守備力:D
  • 捕球 :D

 

それぞれの項目ごとにアルファベットで能力が設定されていて、Sが最高で、つづいてA、B、C、D、E、F、Gと順番になっている。筒香選手の場合だとパワーがAなのでとてもパワーのある選手だと分かる。

 

さらにこの能力のほかに、試合をするときに重要になるものとして「調子」という項目もある。それはその選手のいまの調子を示すもので、「絶好調」「好調」「普通」「不調」「絶不調」の5段階で示される。たとえば筒香選手が絶好調の状態で試合に出れば、さっきの能力よりもアップした状態になるし、絶不調であれば能力が下がってしまう。調子によって本来の能力を発揮できるかどうかが変わってくるのだ。

 

なぜこんな話をしたのかと言うと、このパワプロの「能力」と「調子」の関係が生きづらさから抜け出すためのヒントになるような気がしたからだ。ただ好きな野球の話がしたかっただけではない。ちゃんと生きづらさと関連した話がしたかったのだ。

 

なにが言いたいのかというと、以前、ぼくが「自分の性格をなんとかしたい」と悩んで、うまくいかず苦しんでいたころはパワプロでいう「能力」を上げようとしていた。自分のミート力を上げたい、走力を上げたいと悩んでいた。たしかに僕の人間としての能力はだいぶ低い。だから能力を上げようとするのは当然だったかもしれない。けど当時のぼくは調子が「絶不調」だったはずだ。精神を病んでいたし、とても絶好調な状態とは言えなかった。

 

能力も低い、おまけに絶不調。そんな状態の人間が人生うまくいくわけがない。パワプロでいえば、試合で活躍どころか、試合にすら出れないだろう。絶不調であれば練習をしても能力が伸びにくいだろうし、ケガをする可能性も高くなる。とにかく「絶不調」はなにをやってもよくならない状態なのだ。

 

と考えれば、まずやるべきなのは「能力」を上げることではなく、「調子」を上げることだ。絶不調から絶好調にするとまではいかなくても、とりあえず「普通」にするのが先決だ。能力を上げようとするのは絶不調状態を抜け出してからのほうがいろいろと効率がいいのだ。

 

去年の8月ごろ、ぼくはニートであることへの焦りをいったん忘れて、好きなことを思いっきり楽しむことにした。ちょうどオリンピックがはじまったし、プロ野球も盛り上がっていた時期だし、高校野球もはじまった。自分が楽しい気分になれるものがたくさんあったので、それらをめいっぱい楽しむことにした。

 

それから生活習慣も良くするように意識しはじめた。よく寝ること、しっかり食べること、などをとくに意識した。そうしていたら、いつのまにか元気になっていて、生きづらさを感じることを忘れていた。そして9月には「よし、はたらこう」という気分になり、10月からはたらきはじめることができた。

 

自己嫌悪におちいっているときは、いますぐに「能力」を上げようと焦ってしまう。そしてさらに自己嫌悪におちいって悪循環がはじまり、だんだん病んできて「調子」が下がってしまう。そうなってしまったら、遠回りのように感じてしまうけど、いったん「能力」をあげようとするのをやめて、「調子」を回復させることに専念したほうがいい。結局そっちのほうが近道だったりする。

 

自分が楽しい気分になるのはどんなときか、なにをしたらポジティブになれるかをつねに探しながら、なるべく自分が「好調」をキープできるように日々、こころと身体のコンディションを整えることが大事だと思う。

【結果発表】病気でも障害でもない生きづらさ

先週からはじめたアンケートの結果が出た。全部で55件の回答が集まった。回答してくださった方々ありがとうございました。

 

さっそく結果を公開。どどん。

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自由に記述していただいた「その他」の回答はこちら。

  • 身体醜形症
  • 周り人間が、言葉のきつい人ばかりだと思う。
  • 人見知り
  • 躁鬱病
  • 恋愛依存、ネット依存
  • 家族の考えと自分の考え方だけが合わない。病むと入院するほど食事がとれなくなる。

 

ダンゴムシの会をやっていても感じることだけど、こうしてアンケートを取ってみても、ほんとうにいろんな形で生きづらさを感じている人がいるんだな、と。ぼくが感じてきた「自己嫌悪感」や「人見知り・コミュ障」で悩んでいる人が多い一方で、少数ではあるけども「統合失調症」や「パニック障害」など、日常でいろいろと苦労が多いであろう障害を抱えている方もいるよう。

 

上の一覧だとちょっとわかりづらいので、とくにチェックの多かった項目を順番に並べてみた。

  • 人見知り、コミュ障 63.6%
  • まじめ系クズ 63.6%
  • 自己嫌悪感、自己否定感 54.5%
  • 完璧主義 49.1%
  • 働きたくない 45.5%
  • 虚無感 41.8%
  • 毒親 41.8%
  • アダルトチルドレン 40%

 

こうしてみると上位5つくらいは、まさに僕の生きづらさと重なるので、僕みたいな方がたくさんいるんだなと。みんな友だちになれそうだなと思った。お互い人見知りなのでまともに会話できない可能性が高いけども。

 

思ったのは、「うつ病」や「パニック障害」「発達障害」など、病気や障害によって生きづらさを感じている人が比較的少なくて、多いのは「自分の性格」について悩みすぎてしんどくなっている人だということ。

 

僕がしんどかった時期、とにかくクズな自分をどうにかしたくて日夜悩んでいた。いろんな障害を疑ったりもした。発達障害なんじゃないか、パーソナリティ障害なんじゃないか、と。こんなことを言ってはいけないかもしれないけど、むしろ病気や障害だと分かったほうが気持ちが楽になるのに、と思ったこともある。そうすれば、自分がクズなのは自分の努力不足ではなく、病気や障害のせいなんだと言い訳できるからだ。そんな風に考えてしまう自分はやっぱりクズだ、とまたへこんでしまうのだけど。

 

病気でもないし、障害を持っているわけでもない。だけどつらい。そういう状態にある人がたくさんいるんだろうと思う。病気や障害を持っている人も当然しんどいだろうが、グレーゾーンな人もけっこうつらい。まず自分のなにがどう悪いのか把握するのが難しい。そして仮に分析できたとしても、どうやって治せばいいのかもわからない。病院やカウンセリングに行くのも自重してしまう。そしてひとりで堂々巡りをくりかえす毎日で、気が滅入るばかり。

 

おかげさまでいま僕はだいぶ元気なのだけど、18歳のときに生きづらさを感じはじめてから5年経ってやっと元気になれた。時間が経てば解決するものでもないけど、ある程度時間をかけないとメンタルは浮上してこないので、いましんどい人は気長に待っていたほうがいいと思う。つらいときほど「はやくなんとかしたい」と焦ってどんどん悪循環に陥るので、そういうときほど悩むのを一時停止して、食べて、好きなことやって、ゆっくり寝たほうがいい。なんてえらそうに指南できる立場でもないのだけど。

 

ま、とにかく。改めて、協力していただいた方々ありがとうございました。7割くらい適当に生きて、3割くらいがんばりながら生きていきましょう。

 

ちなみに、まじめ系クズで悩んでいる方にはこちらのブログがおすすめです。まじめ系クズの改善・克服法がとても具体的に書かれています。僕も行き詰ったときは読んで参考にしています。

まじめ系クズの日常

プライドを捨てたら人生を楽しめるようになるかも

ちょいと旅行に行ってきまして。こないだから「ひとり旅に行きたい」と言っていたけど、今回はそのひとり旅ではなく家族旅行でして。都合よく平日にみんなの予定が空いたのでぱーっと行ってきた。母と弟たちと4人で。

 

で、うちの家族はみんなひきこもり気質で、口数も少ないし、感情も表に出さないタイプなので、旅行に行ってもあまりエンジョイできない。心のなかではそれなりに「楽しい」「おいしい」「すごい」と感じているのかもしれないけど、それを口に出してみんなで共有するということはほとんどない。はたから見れば、葬式帰りのような旅行客に見えただろう。

 

ただぼくは今回わりと、ひとりで感想を口に出していた。「すげー!」とか「これうまいな!!」とか。せっかく母が連れてきてくれたので、楽しんでいるということを伝えたかったというのもあるし、ほんとうにそう感じていたので、思ったことはなるべく口に出すようにした。

 

むかしはそういうことを口に出すのはプライドが許せなくて言えなかった。「すごい」とか「かわいい」とか「おいしい」「楽しい」「かっこいい」とか、そういう感想を言うのは恥ずかしかった。たとえばディズニーランドに行ってパレードとかを見ても、「へっ、なにがパレードだよ」と突っぱねるような人間だった。

 

けどここ数年で、そういうプライドを捨てた。言い方が悪いかもしれないけど、プライドを捨ててちょっとバカになったほうが人生を楽しめるということに気づいたからだ。いわゆるリア充とか、女子高生や女子大生など、ああいう人たちは人生を楽しむのが上手な人たちだと思うのだけど、彼らや彼女らは「かわいいー!」とか「おいしいー!」とかひとつひとつのことに感想を言う。プライドを捨てて、そういう部分をマネしてみるとなかなか楽しめることがわかったのだ。

 

まえは、人生はもっと高尚なものだと思っていて、ちょっとしたことでわーきゃー言っている人たちを見下しているようなところがあったのだけど、いまはその考えが変わった。プライドを捨ててささいなことに感激したり、感動したり、感嘆することが人生を楽しむコツなんだろうと思うようになった。

 

ただ、むかしは何にたいしても感想を持てなかった。自分がこれをすごいと思うのか、おいしいと思うのか、自分でもよくわからなかった。女子がよくいう「かわいい」に関してはとくによくわからなかった。でもとにかく最初のうちは、思ってなくてもいいからことあるごとに「すげー」とか「うまい」とか「かわいー」とか口に出すようにしていったら、だんだん自分のなかで感想を持てるようになってきた。

 

そうやっていくうちにプライドが捨てられて、おいしいごはんを食べたときに「うまい!」と思えるようになるし、きれいな景色を見たときに「すげー!」と感動できるようになる。

 

まあいまだに、女子が言う「かわいい」には共感できないことが多いんだけども。

 

以上、プライドを捨てたら人生を楽しめるようになるかも、という話。

 

 


今月のダンゴムシの会、参加者募集中です。今月参加すれば、もれなく今回の旅行のお土産を配りますよ!

【告知】2月開催のお知らせ(2017/2/26) - 石の裏のダンゴムシ

 

あとアンケートをやっています。あしたの12時くらいで締めきろうと思っていますのでご協力お願いします。現在52名くらいが回答してくださっています。

【アンケート】みんなの生きづらさを教えてください - 生きづらいふ

【アンケート】みんなの生きづらさを教えてください

ふと思いついたのでアンケートをさせてください。

 

このブログを見ているということはなにかしらの生きづらさを感じていたり、ぼくが感じていた生きづらさに共感をしてくれたのだと思うのだけど、そんなあなたの生きづらさはどんなものですか?

 

下にアンケートフォームが貼りつけてあるのでポチポチっとしてください。生きづらさの内容をおもいつくかぎり羅列したので、すこしでも当てはまるなと思うものすべてにチェックしてください。たとえば、べつに医者に「うつ病」と診断されたわけではないけど、自分でうつっぽい状態に悩んでいるという自覚があれば「うつ」にチェックをしてください。選択肢以外でなにかあれば、一番下の「その他」に自由に記述してください。

 

今日から1週間やります。来週の土曜か日曜に結果を公開しようと思います。匿名なのでご安心を。よろしくお願いします。

 

 


ついでに宣伝も。

今月のダンゴムシの会の告知が出ました。すでに僕は運営から完全に手を引いて、いまは新しい運営チームがいろいろやってくれています。今月も僕はひとりの参加者として参加します。いろんな人とお話できたらと思っております。気になる方はぜひどうぞ。

【告知】2月開催のお知らせ(2017/2/26) - 石の裏のダンゴムシ