生きづらいふ

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お金に余裕があると心にも余裕が出てくるみたい

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派遣バイトを始めてから、ひしひしと思う。精神的な余裕と、経済的な余裕は比例するんじゃないか、と。

 

コミュ障で、対人恐怖・社交不安の疑いがある僕にとって、アルバイトというものはかなりハードルの高い世界だった。周りの友達がどんどんバイトを始める中、僕はまったくお金がない学生生活を送っていた。

 

やっとの思いで、去年の12月に派遣バイトをはじめ、現在も不定期に働いている。が、その収入はかなり不安定。そりゃそうだ。僕の気が向いたときや都合が良い日を選んで、働いているのだから、収入が安定しないのは当然だ。

 

 

お金が必要になったら、必要な分だけ稼く、というペースで働いているせいか、貯金なんて一切ない。常にギリギリの状態だ。もし、臨時の出費なんてものが重なろうもんなら、もう僕はパニック状態だ。仕方なしに親からお金を借りるしかなくなってしまう。大学生にもなって、本当にみっともないしだらしないと思う。

 

バイトをしていなかったときと比べれば、今はかなり自分のお金を持っている状態ではあるが、お世辞にも十分に持っているとは言えない。もちろん、もっと収入があれば、という思いはある。それだけに、常になんとなく心に余裕がない感じがする。給料日前の社会人の心境と似たものかもしれない。

 

今、僕は比較的お金を持っている状態にある。勘違いしないでほしいが、“僕にとっては”お金がある状態だ。この夏に予定されている旅行のために、バイトをして少しずつ費用を準備してきたのだ。たいした額ではないが、それなりにまとまったお金がある状態の今、僕は少し精神的に余裕がある。ギリギリの状態ではなく、口座残高にも心にも余裕がある感じがするのだ。

 

お金がない状態と、ある程度お金がある状態を経験して感じた。どうも経済的な余裕と精神的な余裕は比例するようだ。

 

お金がないと、なんだか焦りのような感情を抱える。それにお金がないということは十分に働いていないということだから、自分は社会的にダメな人間なんじゃないか、と感じるようになってくる。そうすると、心に余裕がなくなってくる。気が重く、何をするのも億劫になってしまう。

 

一方、お金がある状態だと、なんとなく心は軽い。しっかり働いたということが自信に繋がって、精神的に落ちついてくるのだ。お金がしっかり働いたことを証明してくれる。社会に生きる人間として、お金を稼いでいるということが精神的な余裕に影響を与えているのだと思う。

 

人間という動物の脳の中には、生まれつきお金という概念が組み込まれているのだろうか?僕にはそうは思えないのだが、ここまでお金が人間の心に影響を与えると、お金ってすごい力を持っているなあと思わされる。

 

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