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[THE MANZAI2014]テクニックよりキャラで勝負を挑んだトレンディエンジェル!

テレビが選挙で騒いでいるなか、僕はのんきに漫才について話す。

 

以前にも書いたことあるけど、僕はお笑いが好きだ。とくに漫才が好き。

漫才師をかっこよく見せるM-1グランプリの魅力

M-1グランプリが来夏復活!!しかしTHE MANZAIとの違いは・・・?

 

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今日、日本一の漫才コンビを決定するTHE MANZAI2014の決勝戦が開催された。しっかりテレビの前で正座をしながら観た。毎年、お待ちかねにしているイベントだ。

 

僕は今年の決勝戦はトレンディエンジェル・和牛・ダイアンに注目していた。トレンディエンジェルは、ボケ担当の斉藤さんのキャラがたまらなく好きだ。和牛はボケ・ツッコミともに達者だし、漫才の締めに言い放つ「もうええわ」がかっこよくて好き。ダイアンはM-1グランプリ2007と2008の決勝戦に出たことのある実力あるコンビ。ボケのセンスがいい感じで好き。

 

トレンディエンジェルは予選をギリギリの11位で通過しての決勝戦。しかし、同じBグループで闘う3コンビは予選1位、2位、3位で通過してきている。まさに死のグループに飛び込んでしまったのだ。

 

そんななかで披露した漫才はあきらかにバラエティを意識した漫才だった。漫才のテクニックを見せることより、「こいつらなんかおもしろいぞ」と強烈に印象づけることを狙ったような漫才だった。

 

キャラを重視したトレンディエンジェルの漫才は、結果的に観客と視聴者、そして審査員の心を掴み、見事トレンディエンジェルが死のBグループを突破した。願ってもみなかった番狂わせだった。

 

和牛はCグループのトップバッター。あのネタは以前にyou tubeで見たことがあったが、そのときからあまり好きなネタではなかった。個人的に好きなネタは別のネタだったため少し残念だった。

 

同じくCグループのダイアン。M-1グランプリの決勝に2度出たことのあるコンビだが、毎回どこか惜しい感じがする。決して悪いわけでもなく、つまらないわけでもない。だが、「歯が多い」のくだりはじわじわと笑いがこみ上げてきて、おもしろかった。

 

結果的に、ファイナルラウンドに進出したトレンディエンジェルは優勝を逃し、和牛もダイアンもファーストラウンドで敗退。僕としては少し残念だった。が、優勝した博多華丸・大吉の漫才はすばらしかった。今まであまり漫才師としては好きではなかったが、こんなにおもしろかったんだ!と驚いた。「みなまで言うな」はしばらく僕のなかでブームになりそうだ。

 

優勝こそできなかったものの、トレンディエンジェルは今日をきっかけにバラエティへの露出が増えると思う。キャラ全開の漫才で見るものの心を掴んだことによって、注目度がぐっと上がると予想する。

 

M-1グランプリ2008で準優勝に終わったオードリーも、春日のあのキャラが視聴者の心を掴み、売れっ子になった。同じように視聴者の心を掴んだトレンディエンジェルも売れっ子になってほしいなと思う。

 

これで無事に今年もTHE MANZAIが終わった。そこで気になるのが、復活が決定しているM-1グランプリだ。M-1グランプリが来年、復活すると発表されてから、まったく続報がない。そろそろ何かしら情報が欲しいところだ。