生きづらいふ

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他人の笑い声や愚痴を聞くと、自分のことだと思ってしまう

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最近、生きづらさを感じる瞬間が減ってきたと言いはしたけど、いまだに日常のなかで心にダメージを食らうちょっとしたできごとがある。なかでも、わりとありがちなのが、「知らない人の笑い声や怒りの声を、自分に向けられたものだと錯覚してしまう」というもの。

 

街を歩いているときに、すれ違った人が笑っていたりすると、”自分のことを笑っているのかもしれない”と瞬時に認識してしまう。よく考えれば、そんなことはないだろうと分かるのだけど、瞬間的に脳がそう判断してしまう。とくに同世代の女性の笑い声には敏感に反応してしまう。

 

または、電車のなかで近くにいる人が「ちっ」と舌打ちをしていたり、もしくはサラリーマンが同僚同士で会話をしていて、「あいつほんと使えないわ」とか、「嫌いだわ、ああいうの」とか、ネガティブな会話をしていると、それも”自分のことを言っているのかも”と思ってしまう。

 

笑い声が聞こえたときにも、ネガティブ発言が聞こえたときにも、頭では”自分のことを指しているのではない”と分かっているのだけど、どうても身体が反応してしまう。身体がビクッとなり、全身に力が入る。すこしばかり、動悸がして息があがる。ま、そこまで激しく動転したりするわけではないから、たいした反応ではないのだけど。

 

否定されることへの怖れ、が強烈すぎてすぐ身体が反応してしまうのだと思う。ちいさいころ母親になにかと「ちがうでしょ!」「バカじゃないの」「なにやってんの」と否定されてきたことが関係してるんじゃないかな、と自分では思っている。本当のところは分からないけど。

 

身体に染みついたトラウマ的なものだろうから、なかなか取り除くのは難しそうだ。もし笑い声や怒りに身体が反応してしまったら、冷静に脳内で”これは僕のことを言っているんじゃない、自分とは関係ない”と繰り返し、唱えることをクセづけていけば、少しずつ解消されていくのかな、と思う。

 

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