生きづらいふ

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あなただって「直観」でものごとを判断してるんですよ?

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感情的な人と、理性的な人っているじゃないですか。思ったこと、感じたことをそのままストレートに表現する人と、いったん冷静に頭で考えて論理的に表現する人。人間にはこの2タイプの人がいて、それが個性だったり、性格の一部みたいに捉えたりしますよね。

 

でも、僕はこれ違うと思うんですよ。本当は2タイプに分かれてるんじゃなくて、1タイプしかないんですよ。じつは人間はみんな「感情的」に物事を判断してるんだと思います。正確にいえば、必ず”最初”は「感情」で判断してるんですよ。

 

人間はどんなに優れているとは言っても、しょせんは動物です。自分にとって、「良い」か「悪いか」、この二択でしか物事を判断してないんですよ。「好き」か「嫌い」か。「正しい」か「悪い」か。「したい」か「したくない」か。ものすごくシンプルな二択でいろんなことを判断してるわけです。

 

感情っていうか、直観ですね。人は誰しも「直観」で判断してるわけです。「自分にとって、良いか、悪いか」の二択で。ここまでは人類共通、いや動物共通。違うのは、直観で判断したことを、どうやって表現するか、なんですね。

 

 

直観で判断したものを、そのままストレートに伝える人が「感情的」な人。一方、自分の直観を言葉を使ってうまいこと整理してから伝える人が「理性的」な人。単に表現方法が違うって話なんですね。だから、どんなに理性的な人でも、出発点は自分の直観なわけです。自分では理性的に判断してるつもりでも、無意識に直観で判断していて、そのあとに自分が納得いくように、言葉を使って整理しているんです。言葉は後付けなんです。

 

なにか自分が気にくわないものを見たときに、「なんかいや」と曖昧な表現をする人と、「これの○○なところが××だからいや」と具体的に表現する人がいます。この場合、前者が感情をストレートに表現するタイプで、後者が言葉を使って表現するタイプですね。けど、どちらの人も最初に「いや」と判断したのは直観なんです。

 

判断の仕方が2タイプあるのではなくて、表現の方法が2タイプあるって話でした。みなさんの表現方法はどっちのタイプですか?