生きづらいふ

人生をクリアに、シンプルに、さわやかに。

大学4年間をふりかえって / 学業について

大学を卒業することが決定した。もうすぐ卒業式がある。卒業することにたいして、とくに感慨とかないんだけど、せっかくなので4年間をふりかえってみる。学業と交友の2パートにわけて書く。今回は学業。

 

そもそも大学で勉強したかったのは、「人間について」だった。人間とはどんな生き物なのか、についてなるべくいろんな視点から勉強したかった。だから、心理学や哲学、宗教、社会学などいろんな学問が勉強できる大学を探して、いまの大学に入った。

 

4年間でいろんな授業を受けた。心理学をメインに学ぶ学部ではあるんだけど、それだけではなくていろんな授業がある。資格取得を目指したりするひとは心理学の科目をたくさん取らなくてはいけなかったりするんだけど、僕はそういうのにはこだわらずにとにかく学びたいことを学んだ。

 

いま僕が4年間で受けた授業の一覧を見ているんだけど、そのなかからとくに好きだった授業をいくつかピックアップしてみる。

 

 

ピックアップして気づいたけど、心理学の科目がほとんどない...。ざっくり分類すると、社会科学(マスコミュニケーションジェンダー現代社会)、人文科学(宗教学・哲学・文化人類学)の2つに分けられるだろうか。(感性科学は心理学と生物学を両方の要素があって分類が微妙...?)

 

どの授業も、人間についてや、人生について知ったり考えたりできる授業でとてもおもしろかった。僕の価値観に影響を与えたような話も聞けたし。マスコミュニケーション論を受けてからは、いつも家でテレビを見るときに「この番組はなにを伝えることを意図してるのか」とかを考えながら見るようになった。

 

感性科学という授業では、進化という観点から人間のこころを理解しようとする考え方を知り、これが最高におもしろかった。授業で紹介されていた、『友達の数は何人?』という本を図書館で借りて読んだりもした。僕にとっては人間という生き物を知るのに、進化心理という学問が1番しっくりきた。

 

このほかにも、2年生のときに一瞬だけ精神保健福祉士の資格を目指そうと思っていたことがあってその関係で、社会福祉の授業を受けたのもよかったなと思っている。発達障害をはじめ、ひきこもりやニートなど、社会的に弱い立場のひとたちがこの社会でどうやって生きていくのかを考えるための基礎的な話を聞けたことは貴重だったと思っている。

 

こうして4年間、いろんな勉強をしてきて、資格などという分かりやすい形で結果を残したりはしなかった。けど、けっこういろんな知識を身につけたし、視野も広がって、価値観も変わったような気がしている。就職に有利だ、とか、資格が取れる、とかそういうことは考えずに、ただただ興味のあるものを勉強してきてよかったと思っている。大学って本来そういうところだとも思うし。

 

最後の卒論はすごく苦労した。全然テーマが決まらなくて、このブログでも嘆いていた。結果的にはなんとか書き終えて、無事にそこそこの評価をもらった。結果よければすべてよし、とする。

 

学業面に関していえば、とくに後悔や失敗はない。しいて言うなら、もうちょっと本をたくさん読みたかったなと思う。それなりに読んだほうだとは思うけど、せっかくだったら大学の図書館をもっとフル活用すればよかったと思う。

 

僕は、人間について知りたくて大学に入った。4年間、いろんな分野から人間を学んで、いろんなことを知った。けど、人間を完全に理解なんかできなかった。そう、人間なんて、4年間学んだくらいじゃそうそう知ることはできないものなんだ。そのことを僕は学んだ。

 

次回は大学での人間関係について書く。

 

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学

友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学

 

© 2014 enpitsu