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第3回「石の裏のダンゴムシの会」終了!/みんなの心の拠り所に

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9/27、無事に第3回目の「石の裏のダンゴムシの会」を開催できた。大久保駅付近にある会議室で開催した今回は、11名の参加者が集まった。うち7名は過去参加したことがある方たち。4名は新規の参加者さんたち。男性が7名、女性が4名だった。正確な人数は忘れてしまったけど、6~7割が学生で、3~4割が社会人・フリーターの方という構成。いい感じにいろんな層の方が混じってきたな、という感じ。

 

13:45に大久保駅の改札前に集合。僕が着いたときには、もうだいぶ集合していた。はたから見れば、「いったいなんの集団だ?」と思われるんだろうなあ、とか思いながら合流。1ヶ月ぶりに会う人、2ヶ月ぶりに会う人、はじめて会う人、それぞれとあいさつを交わした。そろったところで、会議室へ移動。

 

今回はちょっと広めの会議室を借りた。「ハンカチ落としを思い出しますね」なんて言いながら、パイプいすを円にして並べてから、毎度のようにまずは全員に簡単な自己紹介をしてもらった。新規の参加者さんのひとりは、なんと39歳の方!あまりにも見た目が若くて、まったく39歳には見えないので、一同びっくり。

 

自己紹介を終えたあとは、11名を二手のグループに分けて、おしゃべりタイム。あみだくじを使って、6名と5名のグループを作った。45分間、自由にトークをしたあと、半分メンバーを入れ替えて、また45分間トーク、という形式で行った。

 

 

僕が入ったグループのほうでは、まずは新規の方の話を聴こう、ということで、39歳の方の話をうかがった。いままでは、やっぱり近い年齢の方が多かったので、年上の方の話はかなり興味深くて、貴重だった。生まれ育った時代は違うかもしれないけど、劣悪な家庭環境で育ったという点は同じ。その方が長い間(20代の僕に比べれば)、闘ってきた歴史を聴くことができた。

 

そのほか、呑気症に苦しむ女性、自分がアダルトチルドレンなんじゃないかと気づきはじめた女性などなど、新しい参加者さんの話を中心に聴いた。聴いていて思うのは、「気づく」ことって大事だな、ということ。ACなんじゃないか、とか、発達障害なんじゃないか、うつ病なんじゃないか、とか。

 

ダンゴムシに参加する人の多くは、ネットや書籍を通じて、「自分がいままで苦しんできたものは、これだったのか!」と気づいてこの会に参加してきている。気づく前は、「自分の努力不足なんじゃないか」とか「甘えなんじゃないか」と、自分を無意味に責めてしまったりする。

 

意味のない自己嫌悪に陥ってしまって、自殺を図ったりするまえに、「気づく」ことが大事だと思った。いまでは、こうしてネットが普及したおかげで、情報を仕入れやすくなったから、「気づく」チャンスが増えている。僕がこのブログでいろいろ発信しているのも、「気づく」チャンスのひとつになっていればな、と思う。

 

2度の45分間トークはあっという間に終わり、残りの時間は全員でトークをした。ここではたわいもない雑談なんかをした。人数も多かったし、だいぶにぎやかな雰囲気になって、楽しい時間を過ごせた。普段の生活では、人に言えない悩みを抱えているせいか、うまく自分を出せない、という人もここでは自然体に近い状態でいられる雰囲気ができあがってきたんじゃないかと思う。みんなの安全基地になりつつある感じ。

 

3時間はあっという間に過ぎ、はやくもお開きの時間に。あと片づけをして、会議室を出た。そのあとは、Tさんが暮らしているシェアハウス板橋での2次会と、ファミレスでの2次会の二手に分かれた。僕はこないだもお邪魔したシェアハウス板橋のほうに参加した。2次会とはいっても、自由参加だし、ダンゴムシの会のように生きづらさについて語る、というよりはもっとフランクで、ゆるい集まりだ。そっちについてはまた後日、書こうと思う。

 

今回も無事、終えることができた。みんないい人たちばかりで、ほんとによかった。普段言えない悩みを人前で話す、ってだけでかなり心は楽になるんだ、と実感している。僕だけじゃなく、参加者さんたちも安心感を感じているような表情している。「ここなら大丈夫だ」と思ってもらえていたら、なによりうれしい。

 

すでに10月の開催も決まっている。それについては、今週末あたりに告知する予定。興味があるという方は、メールかTwitterにてご連絡ください。質問も受け付けます。

 

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えんぴつメガネ (@enpitsu_megane)