生きづらいふ

人生をクリアに、シンプルに、さわやかに。

生きているのか

ふとした瞬間に、「あー、俺生きてるのか...」と思うことがある。ここまで22年間、淡々と生きてきた。そして、きっとこれからも生きていく。1年後も、5年後も、10年後もたぶん生きている。その事実を唐突に実感して、なんだか気の遠くなるような気分になる。

 

自分が変わっていく、ということが不思議だ。5年前を思い出してみると、僕は高校生だった。10年前は、僕は小学生だった。けどいまは大学生だ。もうすぐ卒業する。それからあと、どうなるのかはわからない。5年後、僕はどうしているか。10年後、どうなっているか。わからない。けど、僕は変わっているはずだ。

 

こんなあたりまえのことをふと実感して、不思議な気分になるのだ。いまの人生は現在進行形なんだ、と思うとちょっとやるせない気分になる。べつにいまの人生に嫌気がさしているわけじゃないし、そこそこしあわせなんだけど、ちょっとそんな気分になる。

 

たぶんすごく怠けたいんだと思う。自分で自分の人生を動かしていかなくちゃいけないのがすごくめんどくさいんだと思う。それでこれからもまだまだ続く人生を思って、気が遠くなるんだと思う。

 

いままではレールに乗って、ふつうにしてればなんだかんだ人生が進んだ。けどこれからは自分でいろいろやらなくちゃいけないことが多くなる。自分が動きださないと、なにも人生が動いていかなくなる。なんだけど、動き方が分からないし、まちがったことをしてるんじゃないか、とか失敗するんじゃないか、とかいろいろ思って不安になる。

 

人生は動いている。時間は動いている。けど、僕は止まっている。