生きづらいふ

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ひさびさに働いてきた

昨日、ひさしぶりに派遣バイトに行ってきた。たしか5月に行ったきりだったので、3か月ぶりくらいに働いてきたことになる。いままで2年半くらいおなじ派遣会社でバイトしてきたが、先日あたらしく別の派遣会社に登録して、今回ははじめてその派遣会社を利用してバイトしてきた。

 

とはいっても、昨日行ってきた現場は2年くらい前に働いたことのあるところだった。なので場所も分かっているし、なんとなくやる作業も予想できたので、緊張やプレッシャーはあまりなかった。

 

結論からいえば、いままでいろんな場所でいろんな作業をやってきたけど、なかでも一番しんどかったかもしれない。予想していた作業とはちがって、ちょっとした肉体労働だった。あまりくわしいことは書けないけど、家庭に配布する通販用の冊子の束をずっと運ぶ作業だったのだ。

 

3ヶ月ぶりのバイト、ひさしぶりの肉体労働、ひさしぶりの早起き、ひさしぶりの通勤。いろんなことがひさしぶりで、体力や感覚が鈍っているなかでの肉体労働はとにかくしんどかった。重さ自体はそこまで重くないのだけど、とにかく腰がやられてしまった。

 

もともと僕はすぐに腰が痛くなりやすいタイプなので、9時から18時までずっと腰の痛みとの戦いだった。しかし僕も男なのでプライドはある。これくらいのことでへばってなるものか、と気合いをいれて最後までやりぬいた。まわりから見れば「へろへろの青年」だったかもしれないが、ぼくのなかでのベストを尽くして働いた。

 

体力的にとてもしんどいバイトだったのだけど、精神的にはほとんどダメージを受けなかった。初心者の僕に作業を教えてくれたベテランの派遣さんがいたのだけど、その人はとても優しく、何度かミスをしてしまった僕にも優しく対応してくれた。そして前の僕だったらミスをしてしまったら、そのミスを引きずって落ちこんでいたのだけど、昨日はほとんど引きずることなく、「てへぺろ☆」てな具合にスルーすることができた。

 

それに人と話すことに緊張することもほとんどなかった。あまり会話をする機会はなく、ただひたすら作業をこなすだけなんだけど、それでもちょっとした雑談をする瞬間はあって。そんなときでもとくに緊張することなく平常心でいられたので自分の成長を感じられた。ダンゴムシの会で毎月人と話しているおかげだなと思う。

 

ただべつにコミュ障を克服したわけではない。相変わらず、口数は少ないし、会話もすぐ途切れてしまう。ただ僕のメンタルが落ち着くようになっただけで、コミュ障であることに変わりはない。「しゃべらない自分」を受け入れたので、しゃべりたいと思ったらしゃべるし、しゃべることがないな、と思えばしゃべらない。それだけのことだ。

 

作業している間、いろんなことを考えた。「僕が毎日だらだらしてる間に、ここで汗水流してる人がいたんだなあ」とか、「この作業、もっと効率よくできないのか?ロボットにまかせれば、こんなに腰を痛めなくてすむんじゃないか?」とか、「これって昔、エジプトとかでピラミッド作るために奴隷が働かされてるのとあんまり変わらないんじゃないか?」とか。

 

とにかくいろんなことが頭をよぎりながら、せっせと冊子の束を運び続けていた。細かいことはブログには書ききれなそうなので、後日ラジオでしゃべろうかな、と思う。

 

そんなこんなで、昨日1日だけだけど働いてきた、という話。がんばりました。