生きづらいふ

人生をクリアに、シンプルに、さわやかに。

コミュ障社会人の僕がいま苦労していること

フルタイムで働きはじめてから仕事について書くことが多くなっている。ほんとうはもうすこしいろんなことについて書いていきたいと思っているのだけど、どうしても頭のなかが仕事のことでいっぱいになっていて、それをここで吐き出しておかないとやっていけない気がするのだ。

 

最近、ツイッターでもちょこちょこと仕事についてつぶやいているのだけど、すこしずつネガティブな発言が増えてきている気がする。ネガティブなことを一度言ってしまうと、そのまま言葉に引きずられてずるずると仕事がつらくなってしまいそうなのであまり言いたくはないのだけど、少しずつ出てきてしまっている。

 

仕事は大変だ。それなりに苦労している。でもそれは僕が元ニートだからそう感じているのではなく、全国の新卒みんながそう感じているんだと思う。いまみんな同じように大変な思いをしながら仕事を覚えている最中なんだろう、と。そのなかでも僕は不器用でコミュ障だから、すこしばかり多く苦労を感じているんじゃないか、と自分では思っている。

 

なにが大変か。いまなにに苦労しているか。いろいろあるのだけど、あえてひとつに集約するならばそれは、「コミュニケーション」だ。仕事をする上でコミュニケーションは必ず発生するが、僕がやっている営業事務はとくにコミュニケーションが必要な仕事だ。

 

社員と連携を取ったり、いろんな連絡をしたり、電話対応をしたり。コミュ障にとってはつらい場面がたくさんある。まずそもそも社員さんとの打ち解け方が分からない。社員さんとある程度なかよくなることができれば、仕事も格段にやりやすくなる。なんだけど、目上の人、年上の人との話し方が分からなくて困っている。

 

気を遣いすぎてしまって、すごくかしこまった話し方になってしまう。どこまでフランクに?くだけた?話し方をしていいのか分からず、なにも話せなくなってしまう。なので簡単な雑談もろくにできず、社員さんとあまりなかよくなれていない。自分のメンタルの調子がいい日はすこしマシになるのだけど、ずっとは続かない。

 

最近ちょこちょことダンゴムシの人と会っているのだけど、そのときの僕はあまりコミュ障ではない。ふつうに相手に質問したり、会話を転がしたり、冗談が言えたり。会社にいるときとは別人なほどしゃべることができる。そのときのような精神状態で仕事ができたらだいぶ仕事が楽しくなってくると思うのだけど、なかなか難しい。

 

あとコミュニケーション以外で困っているのは、心に余裕がないので視野が狭まってしまい、その結果言われたことしかやれなくなってしまっていること。やり方が明確に決まっているわけではない作業が多く、その都度自分で「こうやったらいい感じになるな」と考えてやっていく必要があるのだけど、僕はとにかくやり方の正解がほしいと思ってしまう。だから上司に逐一「これってどうすればいいんですか?」と正解を聞いてしまう。

 

いまは右も左もわからないので、聞くことはそんなに悪いことではないと思うけど、そろそろ自分で考えてやってみないといけない時期に来ているような気がする。上司にもちらほらとそんなことを言われはじめている。学生時代、勉強をするときにも、自分で考えて答えを導き出すのが苦手だった。だから数学が大嫌いだった。逆に答えが明確になっている日本史などが好きだった。

 

おもにそんなところで苦労を感じている。たまに心が折れそうになってしまうときがある。けどさっきも言ったように、この苦労は僕だけじゃなく、いま新卒のみんなが感じていることなんだと思うことでやり過ごしている。そして、おそらくこれ以上ないほどやりやすい環境で働かせてもらっていると思うので、それを忘れないようにしている。いまだにきつく怒られたことはないし、みんなとっても優しくていい方たちばかりだ。せっかくチャンスをもらったのだから、ここでがんばっていこう、と思っている。

 


 

【お知らせ】

2015年7月に起ち上げた「石の裏のダンゴムシの会」が今月も開催されます。生きづらさを感じている人のための居場所です。いまは別の方に運営を任せているので、僕は参加しませんが、生きづらさを吐き出したいと思っている方、ぜひどうぞ。くわしくはダンゴムシの会のブログをご覧ください。

【告知】5月開催のお知らせ(2017/5/28) - 石の裏のダンゴムシ