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生きづらいふ

人生をクリアに、シンプルに、さわやかに。

対人恐怖症ぎみの僕にとってグイグイくる接客は悪魔

生きづらさ

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服屋さんや、ファーストフード店、家電量販店などのお店はまったく立ち寄らないわけではないが、毎回ドキドキしながら入る。

 

それらの店には、「接客」という恐ろしいサービスが待っているから。

 

ユニクロなどのファストファッション(?)なら基本的にレジ以外では店員さんと接することはないから平気だ。だけど、いわゆるアパレル的なおしゃれな感じのお店になると、「積極的な接客」という悪魔がやってくる。

 

もちろん、向こうはそれを仕事でやっているのだし、否定するつもりはない。積極的な接客をうまく利用して、良い買い物ができた人もたくさんいるだろうし、それが普通なのだと思う。だけど、僕にとっては恐怖でしかない。

 

ファーストフードに関しては、普段1人で行くことはほとんどない。自分からカウンターに行って注文をするというのがひどく緊張するからだ。それに、メニューの見方や注文の仕方がいまいち分からなくてどうしたらいいのか分からないというのも理由のひとつ。

 

家電量販店に行って、新しい家電を見て廻ったりするのは楽しい。だけど、あそこでも積極的な接客という恐怖が影を潜めている。ニコニコ笑顔を浮かべながら、「何かお探しですか?」という悪魔のささやきを投げかけてくる。

 

最近、ノートパソコンの購入を考えていて、この間、家電量販店に見に行った。ノートパソコンのフロアをうろうろしていたのだが、そのフロアにいる客は僕1人。「まずい、ターゲットにされる!」と瞬時に察知した。店員たちが、出番だ!と声を上げんばかりにこっちを見ている。

 

僕は冷や汗をかき、心臓をばくばくさせながらノートパソコンを眺めていたが、落ち着いて見ることなどできなかった。一台のパソコンの前にじっと足を止めようものなら、捕獲される!と思ったから、満足にパソコンをチェックすることもできず、足早に店を出てしまった。

 

そんなわけで、積極的な接客は苦手だ。もちろん、悪いのは店員さんではなく、僕の方だ。僕が異常なだけだ。

 

接客に恐怖を感じるわけだから、どうしても気軽に入れる店は限られてくる。それによって、僕の行動範囲はかなり狭まるわけだけど、そんな僕がしょっちゅう立ち寄るのは本屋だ。

 

本屋はすばらしい。本が好きなのはもちろんだが、あそこでは接客がない。こちらから話しかけない限り、会計のときしか店員さんと接することはない。

 

それに、他のお客さんも自分のお目当ての本に集中しているから、店内にいるみんながみんな、自分の世界に入り込んでいる気がする。だから、あの本屋という空間に落ち着きを感じる。

 

お店にもよるが、若干薄暗くて十分に広い本屋は特に落ち着く。あんまり明るいよりは、少し照明を落としている方が、自分の世界に入れている気がして好きだ。それに、狭い本屋だと他のお客さんとの距離が近くなってしまうので、広い本屋のほうが落ち着く。

 

家の外では基本的に居場所がなくて困る。だから唯一、落ち着ける空間である本屋によく立ち寄る。本当に欲しい本以外はめったに購入はしないが、立ち寄るたびにおもしろそうな本が見つかって楽しい。

 

本屋は僕にとって、ワイワイがやがやした街中にひっそりとたたずむオアシスだ。

 

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