生きづらいふ

人生をクリアに、シンプルに、さわやかに。

旅行に行くと「なんで仕事してるんだろう」と思ってしまう

ここ2年くらい、旅行に行くことが増えた。

 

特に結婚してからは、奥さんと最低3ヶ月に一度くらいの頻度でどこかしらに行っている。直近6月・7月はいろいろなイベントが重なって、めちゃくちゃ旅行に行った。

 

6月には、長野の軽井沢、静岡の川根温泉と浜名湖、タイのバンコク。そして7月には長野県の松本と諏訪湖。計4回の旅に出た。仕事の繁忙期に無理やり休みをねじ込んで、時には旅先で仕事をしながらなんとかやりくりしていた。

 

もともと旅行自体は好きなのだけど、こうやって頻繁に行くようになって、いろんな場所を知ったり、人と出会ったり、食べ物を食べたり、いいホテルで過ごしたりする中で、生きている時間の中で、一番充実している時間って旅に出てるときなんじゃないかと思うようになった。

 

旅行なんて多くの人にとっても楽しいものだろうから「そんな大袈裟に言わなくてもそりゃそうだろ」という気もするけど、でもなんというかこうただの「楽しい!!」「FUN!!」という感覚というよりは「満たされてる...」「生きててよかった...」という「充足感」を感じるのだ。

 

であれば、旅している時間をどんどん増やせば人生は最高になるんじゃないかと安直な考えが浮かんでくる。極端な話、もう仕事を捨てて、放浪しながら暮らすのが最上の幸せなんじゃないかという妄想までしてしまう。

 

最近は旅系Youtuberをよく見ていて、単純にコンテンツとして楽しんでいる側面もあるが、自分も同じようなことができるかどうかという参考情報として見ている側面もある。

 

と、妄想を膨らませる一方で、旅をするには当然お金が必要で。いまは会社員なので、どうしたってほとんどの時間を仕事に割かなければならない。多くの時間を割いて、稼いだお金で合間を縫って旅に出る。そしてまた帰ってきて仕事をする。現状ではこの縛りから抜け出すことができない。

 

旅で人生を豊かにしたいけど、そのために多くの時間を仕事に割く。まあ当たり前といえば当たり前だし、仕方のないことなのだけど、旅行の最中は「なんで仕事なんかしているんだろう」「いまこの時間が一番生きている意味を感じるのに」と疑問を感じ、天を仰いでしまう。