生きづらいふ

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他人に寛容になる考え方

世のなかにはいろんな人がいる。なかには、どうしても理解できなかったり、気にくわなかったりする人もいる。「なんであんなことをするのか、なんであんなことを言うのか、意味が分からない。」そう突き放したくなるような人を目にすることも珍しくはない。

 

けど、できることならそんな風に人を突き放したりはしたくない。いちいち目くじらを立てて、人のことを批判していては、自分の心が荒んでしまう。できれば日夜、おだやかに過ごしたいものだ。

 

できるだけ、他人にたいして寛容になる考え方を最近、見つけた。他人の理解できない発言とか行動を、その人の「習性」だと思えばいい。その人にはその人なりの理由があってそれをやっているわけであって、たしかにこちらには利益がないかもしれないけども、その人には利益がある「習性」なんだと思えばちょっと寛容になれる。

 

動物園に行って、動物の檻のまえにいくと、その動物の正式名称や簡単な説明書きなどが書かれている。そこに書いてあるその動物の特徴や習性なんかを読むと、「へー」と思うことがある。身近な例でいえば、イヌはなわばり意識が強いとか、ネコは動くものに夢中になる、とか。

 

人間の場合も、おんなじ感じでその人なりの特徴とか習性があるんだと思えばいい。人のことを動物みたいに捉えるのはちょっと失礼かもしれないけど、自分のこころのなかで思うだけだったら問題はないだろう。

 

街なかにはいろんな人がいて、いろんなことを言ったり、やったりしているけど、その人にはその人なりの理由があってやっていることだし、直接自分に被害が及ばなければ、「ああ、あの人はそういう習性があるんだ」とでも思っておけばいちいち非難しなくてすむ。

 

他人に寛容になれれば、自分にも寛容になれるし、日々おだやかにすごせる。