生きづらいふ

人生をクリアに、シンプルに、さわやかに。

ぼくがブログをやめない理由

2014年6月にこのブログをはじめてから、もうかれこれ4年半くらい続けている。書く頻度は年々減っていっているのであまり書き続けている感覚がなくて、続けているというよりは「やめていない」というほうが正しい気がする。

 

ブログをやめなかったおかげでいろんなことが起きた。見ず知らずの人からコメントやメール、リプをもらえたりしたし、読者さんと対面したりもした。そこから派生して、「石の裏のダンゴムシの会」を起ち上げていろんな人と出会ったりもした。

 

さらにはブログきっかけで就職までしてしまった。それによって経済的に自立できて、ひとり暮らしも実現できた。大げさではなく本当にブログをやっているおかげで人生が少しずつ変わっている。ブログすごい。

 

これだけ大きな変化をもたらしてくれたブログ。ブログに対する熱量はここ数年は落ち着いていて、だいぶ細々とした感じになっているけどやっぱりいつでも自分のもやもやを言葉にして吐き出せる場所があるというのは大きい。

 

ぼくは人と対面しているときは、ムダにプライドが高いので見栄や虚勢を張ってしまったりして本音をあまり話さない。話したくても本当に「ダメ」な部分をさらけ出すのがこわくてためらってしまう。

 

だから上述のダンゴムシの会でも、主催者のくせに実はあまり生きづらさを素直に語っていなかった。自分一人でいるときにはめちゃくちゃいろいろなことを感じたり、思ったりしているのに人と対面すると仮面をかぶってしまう。平気なフリをする。見栄を張る

 

けどブログでなら、なるべく素直に正直に自分の気持ちを表現できる。そもそも友だちがあんまりいないし、いたとしても素直に話すことが少ないので吐き出す場所がない。だからこうしてブログに書いている。自分一人で消化するのは寂しいし、やっぱり人に見られたい理解されたいという承認欲求もあるのでブログがちょうどいい。

 

目の前の人に自分の本音を語るのは「拒絶されるんじゃないか」「嫌われるんじゃないか」「見下されるんじゃないか」と不安になってしまうけど、ブログだったら別にだれに向けて書いているわけでもないし、見てくれている人の顔が浮かんでこないのであんまり気にならない。

 

とはいえ、多少は人の目を意識するので100%本音かと言われるとあやしい。すこし表現に気をつかったりするし、やっぱり見栄を張ったりすることもある。なるべくきれいな文章を書こうとしているのはそういう気持ちがあるからだと思う。まあでもぼくのなかではブログが一番素直に表現できる手段だと思う。

 

だからこれからもブログはやめない。たぶん。