生きづらいふ

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ページをめくるたびに勇気付けられる!生きづらさに悩む人が読んでおくべき本10選(2014年版)

2014年は、じつにいろんな価値観に触れることができた。衝撃的な考え方や生き方・働き方を知る機会がたくさんあった。それによって僕の人生にもさまざまな選択肢が登場し、希望を見出すことができた。

 

そんな、僕にある意味革命を起こしてくれた本たちを紹介したい。

 

「人見知り」は案外うまくいく/吉岡 英幸

「人見知り」は案外うまくいく

「人見知り」は案外うまくいく

 

 ものごころついた頃から人見知りに悩んできた。どうやって人見知りを克服するか、が僕の人生の至上命題になっていた。しかし、この本を読んで人見知りを克服するのはもうやめよう、と思った。

 

人見知りは基本的にマイナスイメージを持たれガチな性格だが、むしろ人見知りの方が人生も仕事もうまくいくよ!と本書では主張されている。多くの人見知りが勇気付けられる本だと思う。

 

この本の書評書いています。

「人見知り」を克服する必要はない『「人見知り」は案外うまくいく』を読んで

 

 

なぜ日本の若者は自立できないのか/岡田 尊司

なぜ日本の若者は自立できないのか

なぜ日本の若者は自立できないのか

 

 これはもう一度読みたい名著。パーソナリティや発達などの問題を中心とした著作の多い岡田尊司さんの本。

 

本職は精神科医の岡田さんだが、この本ではおもに教育に焦点を当てている。日本の若者が自立できないのはなぜなのか。その原因は教育にあると推測する岡田さんが、日本の教育の問題点と改善策を提示する。

 

子どもによって脳のタイプが違うのに、みんなに同じ教育をしようというのが間違っている、それぞれにあった教育をした方がいいという主張は目からうろこだった。

 

 

元ひきこもりニートがリアルに教える!脱ニート完全マニュアル/地雷屋

元ひきこもりニートがリアルに教える!  脱ニート完全マニュアル

元ひきこもりニートがリアルに教える! 脱ニート完全マニュアル

 

 つい最近読んだ本。僕は、一応引きこもりでもないし、ニートでもない。しかし、精神状態はそれに近いものがあると自覚している。それだけに参考になる部分が多かった。

 

ニート的考え方から脱却しよう!という章には、タメになる考え方がたくさん書いてあった。ページをめくるたびに「こんな俺でも大丈夫かもしれない!」と勇気が湧いてきた。

 

今すぐには人生変わらないかもしれないけど、一歩一歩進んでいけば必ず人生を変えられる、と思わせてくれる一冊。

 

 

もっと自由に働きたい/家入 一真

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

もっと自由に働きたい (U25サバイバル・マニュアル) (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

  • 作者: 家入一真
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012/08/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何度でも読み返したい名著。はじめて読んだ家入さんの本。

 

大学3年になって就活が現実のイベントとして差し迫ってきた頃。「はぁ、就活かあ・・・」とナーバスになっていたときにこの本を手にとり、世界が変わった。なにも選択肢は就職だけじゃないんだ、と教えてくれた。

 

正直にいうと、この本をきっかけに卒業後の進路として起業や独立を考え始めるようになった。まぁ甘い考えだとは思うけど。おもわず「起業するしかない!」って思わされた本。

 

 

こんな僕でも社長になれた/家入 一真

新装版 こんな僕でも社長になれた

新装版 こんな僕でも社長になれた

 

同じく家入さんの本。こっちは家入さんの自伝本。引きこもり生活を経て、起業をするに至った経緯が分かる。

 

立て続けにビジネスを立ちあげ、奇抜なアイディアを即座に形にする。2014年の都知事選にも出馬したりする。なんだかカリスマ感溢れる人物。なのに、過去に引きこもり経験がある。そんな特異な人物、家入一真という男の人生を知ることができる一冊。

 

 

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方/伊藤 洋志

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

 

就職でもない、起業でもない、別の働き方を提示(?)してくれた本。

 

良い大学入って、良い企業に就職して・・・という人生は、著者に言わせればバトルタイプな人の人生。他者と競いながら、しあわせを勝ち取ることを目指す人生。それはしんどいよ。

 

バトルタイプな人生がイヤなら、お金を稼ぐことにばかり必死にならないで、ナリワイを作って生活しましょう、という新しい働き方を提示する本。

 

 

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく/堀江 貴文

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

ホリエモン、堀江貴文の本。堀江さんの子どもの頃が暴露されており、どんな境遇で育ってきたのかが分かる。

 

どこまでもストイックで、常に進み続ける堀江さんの生き方・人生哲学を存分に知ることができる本だ。

 

 

私はのんびり生きてきた/香山 リカ

私はのんびり生きてきた。

私はのんびり生きてきた。

 

 精神科医・香山リカさんの本。上のストイックな堀江貴文さんとは真逆で、こっちでは「ゆるーく、のんびり生きていこうよ」と主張されている。

 

なんだかいろいろせわしない現代社会。みんなせかせかと毎日忙しそうに生きている。でも、そんなのって疲れない?もっとのんびりしたいじゃん?そんなにせかせかしないで、ストレスフリーな生き方でもいいよね、と語る一冊。

 

この本の書評書いています。

最適化社会の中であえて、のんびり生きていこう

 

 

他人と深く関わらずに生きるには/池田 清彦

他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)

他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)

 

ホンマでっか!?TVでおなじみ、池田清彦先生の著書。

 

かなり個人主義な池田先生は、人付き合いを面倒だと感じるタイプ。そんな池田先生が、個人や社会のあり方を語ってくれる。

 

「車が走っていないのに、赤信号を待っているやつはバカだ」と言い放つなど、賛否両論ありそうな内容ではあるが、一読の価値はあり。

 

 

常識を疑うことから始めよう/ひすい こたろう・石井 しおり

常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)

常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)

 

常識はときに、人を不自由にしてしまう。当たり前のなかに閉じこもっていては、世界も閉じられてしまう。ひとたび常識を疑ってみれば、新しい世界が待っているかも?

 

この本は、人生に閉塞感を感じていたり、社会の常識・日本人の常識にうんざりしている人が読めば、開放感や自由を感じることができるはず。「他人の意見」に振り回されて、嫌気がさしているなら読むべき一冊。

 

 

こうしてみると、2014年は自己啓発本やビジネス書をたくさん読んだ年だったなと気づく。ほんとうにいろんな生き方・働き方を知ることができて刺激になった。来年はどんな本に出合えるか楽しみだ。