生きづらいふ

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コミュ障が心得ておきたいこと

僕は以前まで人と話をしているときに、ついつい「気の利いたことを言おう」とか、「おもしろいことを言おう」と意識してしまって、自分のなかで会話のハードルを高く設定していました。

 

その結果、他愛もない人との雑談でうまいこと言葉を返すことができず、会話が続かないということが多々ありました。変なプライドがあるのか、「普通のことを言ってもおもしろくない」と思って、ありきたりなことは言わないようにしていたせいで、なにも言うことが思いつかなかったのです。

 

でも、今年になって気づきました。「雑談はありきたりな言葉のやり取りで十分なんだ」と。相手がなにかを言って、それを聞いてぱっと思いついた言葉をそのまま口に出す。それで充分、会話は成り立つという感覚に気づきました。

 

テレビで見るタレントや芸人のように、気の利いたことを言う必要はなくて、普通に思ったことをそのまま口に出すだけでいい。それに気づけたのは、僕にとっては大きな発見でした。それによって会話のハードルがぐっと下がりました。以前よりは会話を続けやすくなりました。

 

相手が「天気がいいですね」と言ったら、「雲が全然ないですしねー」とか「気持ちいいですよねー」とか、そんな感じでなんでもいいから思ったことを言えばそれでいい。とりあえずなんか言えばいい。なんか言えば相手には好印象だろう、なにも言わないよりは。

 

僕の場合は、変に会話のハードルを高く設定してしまっていたのが悪かった。そのせいで会話を続けられなかった。そのハードルをぐーっと下げて、他愛もないことを言うだけでいい。おもしろくなくてもいい、気が利いてなくてもいい。雑談なんてそんなものだ。